胃腸ラボ

過敏性腸症候群(IBS)

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過敏性腸症候群(IBS)の症状

過敏性腸症候群(IBS)とは腸に炎症や腫瘍はないのに腹痛、下痢、便秘、異常なガスなどに悩まされる症状です。

命にかかわるものでないとはいえ、本人にしてみると精神的な負担は大きく、気持が追い詰められるほどに症状も悪化しがちです。

比較的若い年齢で発症するので、生きる意味を見失うほどに苦しむ人も少なくありません。

大切な時間を楽しく積極的に過ごすためにも、できるだけ早く悪循環から抜けだしたいものですが、率直に相談できる相手や理解してくれる相手に恵まれず、解決の糸口が見つからないことも多いのではないでしょうか。

過敏性腸症候群(IBS)は人によって様々な症状がありますが、共通しているのは、就眠中や一人で家で過ごしている時は気にならないことが多い、血便がでることはない、排便によって症状が楽になるなどの点です。

原因は主にストレスといわれていますが、ストレスをゼロにするのは不可能に近いことです。

ですが、生活習慣、運動習慣、食事内容、冷え性の改善などと共に過敏性腸症候群が軽減されるなどということも多く、良い習慣を身に着けることは誰にでも出来ることです。

良い習慣はお腹だけでなく身体全体に良い影響を与えるので、根気強く取り組んでいただきたいと思います。


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過敏性腸症候群(IBS)の分類

過敏性腸症候群(IBS)は症状の現れ方によっておよそ下記のような4つのタイプに分けられます。

現実にはこのタイプにきっちりと分類できるようなものではなく症状は各人各様です。

1、下痢・便秘交互型

腹痛や下腹部の張り・不快感があり、数日おきに下痢と便秘を交互に繰り返す。

2、下痢型

ストレス、不安などが原因で刺すような腹痛と下痢を起こす。

3、分泌型

激しい腹痛のあと大量の粘液を排泄する。

4、ガス型

お腹に異常にガスがたまる。

同じ過敏性腸症候群でもタイプによって悩みは異なりますが、就眠中は症状が出ない、腸の炎症や腫瘍はないので血便がでることはない、排便によって症状が楽になる、一人で家で過ごしている時は全く気にならない、などの点で共通しています。


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過敏性腸症候群(IBS)と似た病気

過敏性腸症候群(IBS)では腸の炎症、潰瘍などはありませんが、腹痛や下痢など過敏性腸症候群(IBS)に似た症状を起こす難病もあるので見極めは重要です。
気になる症状があるときは専門医に相談しましょう。

  • 乳糖不耐症(乳糖を分解できないために起こる)
  • 大腸憩室症(腸管の内壁の一部が袋状にふくらむ)
  • 大腸ポリープ
  • 大腸がん
  • クローン病(消化管の粘膜に慢性的に炎症や潰瘍を引き起こす原因不明の病気)
  • 潰瘍性大腸炎(大腸の粘膜に潰瘍やびらんができる原因不明の病気)
  • 急性膵炎(膵臓に急激に炎症が起こり激しい腹痛を起こす)
  • 感染による大腸炎
  • 糖尿病性下痢

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過敏性腸症候群(IBS)かどうかの判断

腹痛、下痢、便秘などは過敏性腸症候群(IBS)以外の病気にも発症します。

過敏性腸症候群(IBS)かどうかを判断するための基準として《ローマ3基準》や《BMWクラブ基準》などがあります。

《ローマ3基準》

最近3ヶ月間、少なくとも1ヶ月につき3日以上にわたって腹痛あるいは腹部不快感あり、下記の項目うち二つ以上にあてはまる。

  • 排便によって軽快する
  • 排便回数の変化で始まる
  • 便の形状の変化で始まる
  • 少なくとも診断の6ヶ月以上前に症状が出現し、最近3ヶ月間は基準を満たす必要がある。

《BMW基準》

下の1、2の症状を1ヶ月以上繰り返し、病状を説明する器質的疾患はない。

  1. 腹痛、腹部不快感または腹部膨満感がある。
  2. 便通異常(下痢、便秘あるいは下痢便秘交互)がある。

便通異常には以下のうち1項目を含む。

  1. 排便回数の変化
  2. 便性状の変化(硬便~兎糞/軟便~水様便)

器質的疾患除外のためには、原則として下記の検査を行う。

  1. 尿、糞便、血液一般検査
  2. 注腸造影または大腸内視鏡

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過敏性腸症候群(IBS)に漢方薬がおすすめな理由

漢方薬には胃腸の働きを正常にするためのものが数多く存在します。

なぜなら、健康のために最も重要なのは胃腸の働きであると考えているからです。

胃腸は食物を栄養に変える、つまり私達の生きるエネルギーに変える場所です。

そこが正常に機能していなければ、体中に悪い影響を及ぼしますから、まず、胃腸を整えるということは非常に大切なのです。

漢方には、「お腹を温めて建て直す」という意味の建中湯(けんちゅうとう)と名につくものが数多くあります。

大建中湯、小建中湯、当帰建中湯、黄耆建中湯、補気建中湯、帰耆建中湯……など、これらの薬で改善するのは胃腸の病気とは限りません。

夜尿症、皮膚病、生理痛、痔といった、胃腸とは一見関係もなさそうな病気を改善するためも用いられます。

このように、消化機能を高め、胃腸の働きを整え、メンタルも含め全身を見て薬を出す漢方薬は過敏性腸症候群(IBS)に適しているといわれるのです。

薬自体の効能とは別に、相談することで得られる安心感も大きな役割を果たしているようです。

過敏性腸症候群(IBS)は人に相談しづらい悩みですが、しっかり相談しながら飲んでいただくのが漢方専門薬局の漢方薬です。

なかなか人に言えなかったことを話してみることで気が楽になり症状が改善してくることがあります。

そういった意味でも、漢方専門店の漢方薬は過敏性腸症候群(IBS)に向いているのではないでしょうか。


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過敏性腸症候群(IBS)に漢方薬ができること

このサイトでは過敏性腸症候群(IBS)との付き合い方を様々な面から考えていますが、
ひとたび崩れた心身のバランスを戻すのはとても大変なことです。
過敏性腸症候群(IBS)も身体のバランスのどこかが乱れて起こっており、立て直すにはやはり何かの支えが必要になってきます。

初めて自転車に乗る練習をしたときを思い出してみてください。
初めはバランスがとれず、補助輪をつけたり、誰かに支えてもらったり、練習をして何度も転んでようやく覚えますが、一度乗れるようになると難しいことは全くありません。
なぜ乗れなかったのかが不思議に思えるくらい、何年かブランクがあってもまた難なく乗りこなすことができますね。

身体も同じで、バランスをとれるようになるまではなにかしらの手助けが必要になってくると思います。その間、症状を止めるだけでなく、症状が出ない体づくりを助ける漢方薬は皆さんが一人で走っていけるようになるまでの、補助輪としてふさわしい薬だと思います。

漢方薬は、相談し、処方を決め、しばらく飲んで、また体調の変化を聞きながら、次の処方を考えていく、というように何度も相談をくり返してより身体に合う処方に変えていく作業の積み重ねです。
このように誰かに自分の悩みを相談すること自体が、患者さんにとって漢方薬と同じくらいの効果を発揮します。
初めてお店に来て、薬をお持ち帰りになるお客様が、薬を飲む前から「もう元気になったような気がする」とおっしゃるのは良くあることです。

過敏性腸症候群(IBS)を理解し、様々な過敏性腸症候群(IBS)を見てきた経験があり、安心して相談できる。
そんな相手が皆さんの周りにいるでしょうか。
私たちのような漢方専門薬局にとって、こうした役割も大切なものです。

日本の法律では、漢方薬は医師、薬剤師などの免許があればお客様に出すことがきますが、ご存知のようにそれらの資格は西洋医学を学んで得る資格です。
医師や薬剤師であっても漢方家とは限りません。
病院では保険がきくのに、保険のきかない漢方専門薬局で漢方薬を買う必要はないという人がいますが、フレンチのシェフが握った寿司と、少し高いが寿司職人の握った寿司、どちらが安心して食べられるでしょうか。

私達は経験上、病気が改善しにくいタイプの人がいることを感じています。
・ころころ替える人……治療法、病院、サプリメントなどコロコロと替える
・毎日気にしすぎる人……毎日の症状で一喜一憂。長い目で見られない
・悪いところばかり見る人……良くなっている部分をみて喜ぶことができず、まだ良くなっていないところばかり気になる

これらに共通するのは「信じることができない」ということです。
今の治療法で良くなると信じられない。
今の薬が効いていると信じられない。
自分が改善すると信じられない。
改善するということは、結局は医者や薬が改善するのではなく、自分自身の自然治癒力で改善するのです。
どんな病気でもそうです。
ですから、改善してくれる病院、改善してくれる薬以前に、「改善するぞ」という前向きな気持ち、信じる気持ちが大切です。

私たちの仕事は、体に合う漢方薬をお出しすると同時に、相談を通じてこの前向きな気持を引き出すことです。
患者さんがたった一人病気に苦しむのではなく、分かち合うということです。
もし出口が見えず苦しんでいるなら、初めの一歩、一度「和漢堂」へご相談下さい。


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過敏性腸症候群(IBS)を漢方の視点でみる

よく過敏性腸症候群(IBS)を下痢、便秘、混合、ガスなど4つに分類します。
実は漢方では、この分類はあまり参考にはしません。
「下痢タイプです」というとおよその症状が伝わるので便利ではありますが、それによって漢方薬を決めることはしません。

漢方薬では、症状や普段の体調などを聞きながら表・裏、寒・熱、虚・実、陰・陽という独特のものさしを使って体質や病気の度合い、病気の性質などを分析し、それを改善するためにはどの薬がいいかを考えていきます。
ですから下痢タイプにはA薬、ガスタイプにはB薬という単純な公式はなく、一人ひとり薬が違います。

過敏性腸症候群(IBS)による急な腹痛・下痢には、セロトニンという神経伝達物質が関わっていることがわかっています。
セロトニンが分泌されると腸の動きが活発になるので、食べ物が入ってくる→セロトニン分泌→腸が動く、という仕組みになっているのです。
ところが過敏性腸症候群(IBS)の患者さんでは消化とは関係なく、ストレスによりセロトニンが過剰に分泌され、運動異常(下痢)や知覚過敏(腹痛)が起こるのです。
西洋医薬ではこの仕組みに着目し、セロトニンの働きを抑えるセロトニン3受容体拮抗薬などが用いられます。

それに対し、漢方薬はセロトニンの存在が知られる前からある薬ですが、昔から”憂いは大腸を傷つける”といい、ストレスと大腸の働きが密接に関係があることを知っていました。

セロトニンの働きを抑え下痢や腹痛を止めることも時に必要ですが、それだとずっと薬を飲み続けなくてはなりません。
もっと根本的なところから改善しようとしたら、自律神経を整えてストレスによる異常反応が出ないようにしなくてはなりません。
それには、体の調和をとって、結果的に守備力を高める漢方薬が適しているのです。

下痢を止める薬、ガスを止める薬を考えるのではなく、その人の身体のどの歪(ゆがみ)が下痢などの症状をを引き起こすのかを突き止め、歪を改善するのが漢方薬です。
漢方は時間がかかるといわれますが、それは根本的なところから改善しようとするためです。
こうした違いについて、西洋医学は対症療法、東洋医学は根本療法 などといわれます。


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過敏性腸症候群(IBS)に漢方薬を用いる理由

漢方には建中湯(けんちゅうとう)とつく処方が数多くあります。
建中湯とは「お腹を温めて建て直す」という意味で、大建中湯、小建中湯、当帰建中湯、黄耆建中湯、補気建中湯、帰耆建中湯……などがそれにあたります。
これらの薬で改善するのは、夜尿症であったり、皮膚病であったり、生理痛であったり、痔であったり、つまり胃腸とは何の関係もなさそうな病気を改善するためにまず胃腸の調子を整えていく、という薬なのです。

建中湯類ばかりではなく胃腸の働きを高めることで他の病気を改善していく漢方薬はいくらでもあります。
このように漢方薬は、胃腸をとても重要と考えており、つまり、胃腸の働きを正常にするのを得意とする薬なのです。

西洋医学にも胃腸薬や下痢止めはありますが、症状をとめるために飲むのであって、漢方薬のように消化機能を高め、胃腸の働きを整えるためではありません。
過敏性腸症候群(IBS)は単純な胃腸の不調ではありませんから、メンタルも含め全身を見て薬を出す漢方薬が適しているといわれるのです。


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過敏性腸症候群(IBS)ガスタイプと漢方薬

ガスタイプは特に苦しんでいる人が多いのではないでしょうか。
ガスを我慢すると内臓が圧迫されてお腹がいたくなりますし、自分でも気付かないうちにガスが漏れてしまう人もいます。
便秘もある場合は臭いも気になりますね。
本当はガスは漏れていないのに、周りの人が笑ったり、鼻に手をやったり、咳き込んだりすると、自分のガスが漏れたと思い込んでいる人もいます。
自分の後ろに人がいないときは何ともないのに、人がいると途端にガスが溜まり始めるという人もいます。
こうしたことが重なると予期不安、つまり、まだ何も起こっていないのに、ガスが漏れているのではないか、臭ったらどうしようという不安が出てきて、ますますお腹の調子を悪くしてしまうのです。

お腹に溜まるガスについて、漢方には独特の考え方があり、お腹が張って苦しい状態は、ストレスなどにより気(生命エネルギー)がお腹に閉じこもった状態と考え、これを脾胃気滞証(ひいきたいしょう)と呼びます。
気は本来、絶えず体中をのびのびと巡り、血液、リンパをスムーズに流し、内臓を温め、人体の正常な活動を維持する働きがあります。
ところがストレスなどが原因で気の流れが滞り、それによって様々な不快症状がでてくるのです。
例えば、
・頭に気が滞ると、頭が重く、気分がすぐれない
・のどに気が滞ると、のどに何かがつかえている感じがする
・胸に気が滞ると、胸が張る、胸が苦しい
・腹に気が滞ると、腹が張って苦しく、げっぷがよく出る
など。
それによって使われる漢方薬も違ってくるのです。

気を巡らすために自分でできることもいろいろとあります。
服装は締め付けるものはやめます。
ガードル、タイトなパンツ、足の痛くなるような靴。ブラジャー、カチューシャ、帽子、ストッキングなども圧迫感があるようならやめるかゆったりしたものに変えてみてください。

気を巡らせる働きのある食べ物もあります。
薬膳では気を巡らすためには香りの強い食物が良いとされています。大葉、セロリ、玉葱、ニラ、ネギ、らっきょう、かんきつ類などです。
また、レモン ベルガモット、レモングラス、オレンジなど柑橘系のアロマオイルをアロマ携帯ストラップにつけたり、ティッシュにつけてときどき香りをかいだりして利用するのもいいでしょう。

また、座りっぱなしなど身体を動かさないでいると気は溜まりやすくなります。
一時間座ったら一度立って背中を反らせたり、体中の関節を動かすような動きを少ししてみるなど、お腹に溜まってきた気を全身に巡らせるイメージをもってやってみてください。

改善しにくいといわれるガスタイプは、胃腸の働きを高めてガスを吸収する力をつける、滞っている気を巡らす、不安感を少なくし心を落ち着けるなど、体全体のバランスをとってゆく漢方薬が適しているといえます。


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過敏性腸症候群(IBS)を考える

過敏性腸症候群(IBS)は若いうちから発症する人が多く、10代、20代の学生、早ければ小学生でも悩んでいる人は少なくありません。
教室という閉ざされた空間で、決まった時間割のなか、特定の友人達と一日の大半をすごす学校は過敏性腸症候群(IBS)の人にとっては地獄の苦しみです。
多感な時期を苦しみ不安をかかえて過ごすことが人生に影響を与えないわけはありません。

全身麻酔というと体全体に麻酔をかけることのように思いますが、実際は麻酔をかけるのは脳です。脳が働くのをやめると、全身の知覚も運動も停止します。
ところが全身麻酔のかかった状態でも、小腸は栄養が入ってきたら消化吸収の仕事をこなします。
小腸は脳を通さずに各臓器へ消化液を出すように指令を出し、いつもの仕事をできるからです。
このように腸は司令塔の指示におとなしく従う性質のものではなく、もともと暴走しがちな器官なのかもしれません。
過敏性腸症候群(IBS)の症状も、全く私達の思い通りにならず暴走を繰り返します。
どのようにすればこれをコントロールすることができるのでしょうか。

症状がストレスとなり、さらなる過敏性腸症候群(IBS)の症状を引き起こすという悪循環のただなかにいる日々は、出口の見えないトンネルをさまようような不安で辛い日々です。

同じような悩みで沢山の人が苦しんでいる一方、過敏性腸症候群(IBS)を改善して苦しみから解放された人も沢山います。
遠い遠い道のりのように見えるかもしれませんが、ほんの少しでも改善の兆しが見えてくると、心が明るくなり勇気が出てきて悪循環を断ち切る力がついてきます。
悩んでいた自分がウソのようだと思える日がきっと来るはずです。
そのためには、どのようなことをしたら良いのでしょう。
ここでは過敏性腸症候群(IBS)との付き合い方を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。


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過敏性腸症候群(IBS)の悩み

  • ほかの人と狭い部屋にいたり車に乗ったり、閉ざされた空間が恐怖
    ・電車やバスに乗れない
    ・下痢・便秘を繰り返す
    ・無意識にガスが漏れている
    ・しきりに腹鳴がして気まずい。
    ・人と一緒にいることが怖く外出できない
    ・便が数日出ない。
    ・お腹が張って苦しい
    ・外出しようとすると排便したくなり、午前中に何度もトイレに行く。
    ・座っているとガスが溜まり、おなかが張ってくる。
    ・細い便しか出ない
    ・肛門に違和感(熱感、ぬれている感じ、空気が漏れている感じ)がある
    ・残便感がある。
    ・ガスの臭いで人に迷惑をかける
    ・周りの人の行為(鼻に手をやる、鼻をすする、咳払いなど)が自分のガスの臭いのせいだと思ってしまう。
    ・ゲップが何度も出て苦しい
    ・仕事や授業中に後ろの人が気になる。
    ・食事をとると下痢をする
    ・イベントの前は必ず腹痛、下痢をする
    ・毎日を楽しめない

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過敏性腸症候群(IBS)と性格

歴史上にも過敏性腸症候群(IBS)をうかがわせるエピソードをもつ人物がいます。
徳川家康は、三方が原の戦いで武田信玄に惨敗し浜松城から命からがら逃げ帰る際に恐怖のあまり馬上で脱糞してしまったという話が、石田三成は関が原の戦いの前後によく腹痛をおこしていたという話が、あります。

戦乱の世を鎮め日本を支配した家康。
天下分け目の合戦を40歳で挙兵した三成。
過敏性腸症候群(IBS)の人はよく、神経質、真面目、ストレスに弱いなどといわれますが、歴史上に名を残すような人物でもストレスでお腹が痛くなったのでしょうか。

どんな人にもストレスが症状となって出やすい箇所、つまり弱点を持っています。
眠れなくなる人、吹出物が出る人、腰痛が出る人、普段は身体の悩みなど一切ないのにある日突然大病となってあらわれるというタイプもいます。

性格をかえることなど出来ないのですから、神経質、真面目、ストレスに弱い、そんなことは気にしてみても仕方がありません。
弱点は他方から見れば長所でもあるのですから、良い面をみていけばよいのです。
自分の性格を呪うのではなく、自分を受け入れ過敏性腸症候群(IBS)とうまく付き合い、
この先の人生をもっと楽しみましょう。


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過敏性腸症候群(IBS)とストレス

ストレスを感じない就眠中などは過敏性腸症候群(IBS)の症状はほとんど出ません。
そんなことから過敏性腸症候群(IBS)の原因はストレスといわれます。
ストレスは自覚できるとは限りません。
自分では、意欲的に、前向きに、ストレスを感じる間もなく夢中で毎日を過ごしていても肉体にはストレスによる症状が出てくることがあります。
一切のストレスをなくすというのはのは不可能でしょう。
ですが、ストレスの影響を受けにくくするために出来ることはあります。

ストレスには心のストレスと身体のストレスがあります。
身体のストレスとは、例えば足を骨折した、虫歯が痛む、深爪など怪我のたぐいもそうですし、寒すぎる、暑すぎるなど自然環境もそうでしょう。
ほかにもドライアイ、生理痛、冷え性、胃弱、肩こりなど病院に行くほどではないけれどちょっとした身体の不調も。
それが原因でイライラしたり、憂鬱になったりしますので心のストレスと表裏一体です。

心のストレスはなかなか手ごわいですが、身体のストレスは生活習慣や食事内容を見直し身体をいたわることで減らすことができます。
身体のストレスが減ると体調がよくなり気持が前向きになり、結果的に心のストレスも癒されていくという変化が起きてきます。

過敏性腸症候群(IBS)の人はお腹に症状が出やすい体質です。
たとえ過敏性腸症候群(IBS)が改善したとしても、お腹が弱点である点は変わりません。
ですから、胃腸をいたわる生活習慣が身につけば一生の宝物となることは間違いありません。


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過敏性腸症候群(IBS)を改善する生活習慣

体調が整うと気持が前向きになりストレス耐性も高まります。
体調を整えるには生活習慣の見直しが欠かせません。
生活習慣を身につけるというのは年月をかけてそれがいつのまにか「あたりまえ」になるまで続けることです。
一朝一夕で身につくものではありません。
正しい生活習慣を身につけるというのは、無理なく続けられ、自分が快適で健康でいられるベストな道を見つけ、それをコツコツと続けていくということです。
正しいことをする、というのは何か窮屈で大変なことのように感じますが、自分の出来る範囲、自分の出来る方法で、ストレスにならないことが最も大切です。
我慢して辛い思いをしながら続けるものではありません。


姿勢
猫背は胃腸を圧迫し働きを低下させます。猫背のクセがある人は正しい姿勢をこころがけましょう。
猫背になると呼吸が浅くなりイライラや不安感が増すともいわれます。
姿勢、呼吸に関する本も色々出版されていますので一度手にとってみてはいかがでしょうか。


睡眠
睡眠で心がけるのは規則正しさです。
毎日決まった時間に寝起きをすることによって体がリズムを覚え、ホルモン、消化液分泌、排泄にもリズムがついてきます。
流水は腐らずといいますが、生活が滑らかに廻り続けることでストレスを跳ね返す力もついてきます。
平日の寝不足を休日の寝貯めで挽回しようとすると、睡眠リズムが乱れ生活リズムが生まれてきません。
休日は少し長く寝たとしても1~2時間が適当です。
もっと寝ないと動けないという人は、平日の睡眠が不足していますから、一日あたりあと30分増やしてみてください。

特に過敏性腸症候群(IBS)の人にお勧めしたいのは、思い切って、通勤や通学の2~3時間前に早起きすることです。
朝の数時間を自分の好きなことをする時間にあて、ゆったりとした気持で外出の準備ができれば、一日は全く違ったものとなります。
早起きが辛くならないためには早寝や質の良い睡眠が必要ですが、そのためには寝る前の時間の過ごし方や、アイマスクや耳栓を利用するなど工夫できるところは沢山あります。


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過敏性腸症候群(IBS)の食事の注意

食べる方法
私たちが一日にできる仕事や勉強の量は大体決まっています。
いつもより多い宿題や業務があると、その分長く作業をする必要があり、心身ともに負担が掛ります。
また、休日や休憩中、いつ仕事に呼び出されるのか分からない状況では気が休まる暇がありませんよね。
あるいは仕事や勉強をするときに、机上いっぱい本やノートで埋め尽くされていたら、スムーズに作業をすすめられるでしょうか。

それと同じようなことを胃腸の立場になって考えてみましょう。
食べすぎると消化するまで残業しなくてはならないし、不規則にダラダラ食べると胃腸はいつも働かされることになり休む間がありません。
食事は多くても腹7分目か8分目にしておかないと胃内の作業スペースが少なくて消化がはかどりません。
また胃に入ってくる食物は良く噛んであるほど胃腸の仕事の負担を減らすことができます。


食べる量
食後どうも調子が悪いという人は、食べなきゃいけない、食べないと元気が出ないという思い込みは一度捨てて、じぶんに丁度いい量を模索してみてください。
食事の量や回数を思い切って減らし、その分時間をかけて良く噛む様にしたらIBSが軽くなったという人もいます。

ただし栄養失調になっては困りますので、自分の体調と相談しながら、一汁一菜健康法といった関連の本も出版されていますので、少量でも質のよい食事、自分にとって健康的な食生活はどんなものなのか研究してみて下さい。
朝食はとったほうがよい、とらなくてもよい、肉は食べるな、肉も食べろなどなど、いろいろ言われますが万人向けの正解などないのです。
これはと思う方法を試し、体調を見ながらアレンジしていくといいでしょう。


食べる内容
過敏性腸症候群(IBS)の場合、調子の良くなる食べ物、悪くなる食べ物など、自分のクセがあると思いますので、まずはそれを知ることが第一歩です。

朝食を食べると調子が悪くなる人は、朝食代わりに一杯のお湯を飲んでみてください。
水分補給と身体を温めるためです。
冷たいもの(水、野菜ジュース)、カフェイン(コーヒー、紅茶、緑茶)、牛乳などは、気をつけたほうが良いでしょう。

外食、中食は「野菜が少なく、塩分・脂肪が多く、不要な添加物が入っている」のが常ですから、野菜、肉、魚、穀物、海藻、豆類などのバランスがとれた手作りのものが最高です。
ストレスを溜め易い傾向のある過敏性腸症候群(IBS)の人は、気の巡りが悪くなっている可能性があります。
薬膳では気を巡らすためには香りの強い食物が良いとされています。
大葉、セロリ、玉葱、ニラ、ネギ、らっきょう、かんきつ類などです。

ストレスに強くなるために必要な栄養分はビタミンC、カルシウム、ビタミンB群などといわれますが、それをサプリメントで補おうとするのは早計です。
サプリメントは特定の成分を高濃度で凝縮してあるもので、食事から取る栄養と比べると不自然なものです。
サプリメントがなくても済むよう、出来る限り食事で補いましょう。

過敏性腸症候群(IBS)の人には、冷たいもの、甘いもの、脂っこいもの、辛いものなど刺激物は胃腸への刺激となります。
生野菜は身体を冷やす性質がありますので多食せず、なるべく温野菜をとりましょう。
ヨーグルト、野菜ジュース、青汁などは、体に良いといわれますが、胃腸を冷やします。
常温で少量に留めるなどの工夫が必要でしょう。

また呑気症(どんきしょう)といい、知らないうちに空気を飲み込んでしまった結果、腹部が張ってゲップやオナラがでやすくなることがあります。
食事中に空気を飲み込まないようにするためには良く噛んでゆっくり食べ、すするような食べ方は避けます。
また食事中に茶や水をとるのはよいことではありません。
良くかんでいない食物を流しこむようになりますし、せっかくの唾液や胃液といった消化液を薄めてしまいます。


ガスが出やすい食材
ガスが出やすくなるといわれる食材がありますが、まず理解していただきたいのは、それは人によって違うということです。
りんごを食べるとガスが溜まり易いという人もいれば、調子が良くなって胃腸の悩みがなくなったという人もいます。
ですから、ガスが出やすい食材というよりは一部の人にとってはガスが出やすくなる食材ということになります。

下のリストを見ていただくと分かるように、中には野菜や果物など食物繊維が多く体に良い食物も含まれていますから、すべてを絶てば栄養が偏り、過敏性腸症候群(IBS)よりも深刻な病気になってしまいます。

食物繊維は腸内でガスを発生させますので、とればとるほどよいというものではありません。
人によって適切な量がありますので、自分にとっての適量を知ることが大切になります。
また、今のあなたにとってガスが出やすくなる食材であっても、腸内環境が整ってくることによってガスが出なくなり、整腸効果を発揮してくる食材もあります。
体調によって違ってくるということです。

一番もったいないのは、好きでよく食べていたもの、あるいは体に良いと信じて食べ続けていたものが実はガスの原因だったというケース。
なかには、ずっと続けていたキャベツダイエットをやめたところガスが全く気にならなくなったという人もいます。
これもあくまでこの人のケースです。

肉はダメ、野菜はOKと思っている人も多いですが、キャベツを含むアブラナ科の野菜はガスが発生しやすい上に硫黄成分が入っているのでガスが臭くなることでも知られています。
ですが、キャベツにはビタミンUという胃腸の粘膜を丈夫にする成分が含まれており、過敏性腸症候群(IBS)の人に食べてもらいたい食材の一つでもあります。
大切なのは適切な量ということです。

食べ物の成分の作用は、体質や体調、摂取量により違いますので、「○○はガスがたまりやすい」などの情報を鵜呑みにするのではなく、自分にとってはどうなのか、どのくらいの量なら大丈夫なのか、ということを経験を通して情報収集していくのが正解です。

現代、特に注意をはらっていただきたいのは、ガムやアメ、スイーツやカロリーオフ、カロリーゼロを謳うドリンクのほとんどに含まれているスクラロース、アセスルファムカリウム、ラカンカ、キシリトールなどの低カロリー甘味料です。
かなり多くの加工食品に添加されているので気付かないうちに食べていることも多いと思いますが、合わない人は少量でもテキメンにお腹が張ってきます。

<ガスが出やすくなるかもしれない食材>
・大豆製品
・アブラナ科の野菜(キャベツ、ブロッコリー、たかな、水菜、カリフラワー、白菜、小松菜、チンゲンサイ、)
りんご、バナナ、プルーン、レーズン、脂肪の多いもの(肉、揚げ物)
・乳製品(牛乳、ヨーグルト、バター、アイスクリーム、クリーム)
・低カロリー甘味料、炭酸飲料


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腸を温める

胃腸は冷えに弱い臓器ですから、過敏性腸症候群(IBS)の人は胃腸を温めることが大切です。
胃腸を温めるためにはどのようなことをするといいと思いますか?
薬膳も取り入れながらお話したいと思います。

腹巻など外側から冷やさないようにするのもいいと思いますが、それ以上に気をつけたいのは飲み物、食べ物の温度です。
冷たいビール(またはジュース)を一缶飲むということは、裸で仰向けになって寝たお腹のところに冷蔵庫から取り出したばかりのビール缶を置き、それが体温と同じになるまで、そこに乗っけて置くのと同じようなことです。
胃腸にはあまり自信のない皆さんがやっていいこととは思えませんよね。

身近に冷蔵庫、自動販売機、コンビニがあるため、私達は冷たいものを飲んだり食べたりすることに慣れすぎてしまいました。
試しに、一週間、体温より低い温度のものは口にしないようにしてみるといいでしょう。
冷蔵庫から出したばかりのものはすべてNGということになります。
これまで、どれだけ胃腸を冷やしてきたか気付くと思います。

刺身、生野菜のサラダなども身体を冷やしますし、また、食べ物は、温度とは別に身体を冷やす性質をもつ食材があります。
夏野菜、夏の果物、トロピカルフルーツは身体を冷やすものが多いといえます。
トマト、ナス、冬瓜、なし、きゅうり、スイカ、バナナ、キウイ、グレープフルーツ、柿などは身体を冷やすことで知られています。
飲み物ではウーロン茶、緑茶は冷やす傾向があります。
この食材の性質というのはお茶を温めても基本的には変わりません。

朝起きて最初に飲む一杯は冷たいものはいけません。
便秘には冷たい水や牛乳をコップ一杯飲むといい、などといいますがIBSの便秘には向きません。
腸を冷やし働きをますます悪化させかねません。
また、コーヒー、紅茶、緑茶はカフェインが腸を刺激しますので、飲むのであれば白湯を試してみてください。
アーユルヴェーダ(インドの伝統哲学)では、白湯は不要な毒素を洗い出し、あたため、血の巡りをよくする飲み物とされています。
熱湯ではなく一度沸騰させたお湯を40度~50度に冷ましてから飲むのですが、体だけではなく気持ちも温まります。


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腸内環境を整える

腸内環境が整うことによって、下痢の頻度が減ったり、ガスの臭いが軽減されたりという効果もありますが、それだけに留まらず、美容効果、免疫力がつく、アレルギー症状が軽減されるなどの効果や糖尿病、大腸がん、肥満などとの関連性もありますので、良好な腸内環境を維持することは大事です。

ヨーグルトや乳酸菌サプリなど、二週間~1ヶ月位試しながら自分に合うものを探すといいでしょう。
ヨーグルトだけでは効果がないけど、ヨーグルト+オリゴ糖で調子が良くなるという人もいます。
冷たいものは過敏性腸症候群(IBS)の人にはリスキーですのでホットヨーグルトもお勧めです。
レンジで人肌程度にヨーグルトを温めます(あまり高温にすると乳酸菌が死んでしまいます)。

乳製品自体がNGの人もいますが、ヨーグルトを食べなくても腸内環境を整えることはできます。
乳酸菌というととにかくヨーグルトと思いがちですが、日本人が乳製品を食べ始めたのは明治以降のこと。
それ以前より食べている乳酸菌を含む伝統的な食材のほうが日本人の体に馴染むかも知れません。
それが、味噌、醤油、漬物、納豆、お酢などの発酵食品です。
ヨーグルトに含まれる動物性乳酸菌とくらべ、味噌、醤油、漬物、納豆などに含まれる植物性乳酸菌は胃で死ににくいという特徴を持っています。
漬物は乳酸菌が豊富ですが、発酵の手間を省いた市販の沢庵の一部や、浅漬など漬けてすぐに食べるタイプには乳酸菌はふくまれていません。

そのほかには、動物性食品(肉、乳製品)を減らし、野菜、豆、芋、果物、海藻などを意識してとるようにしましょう(下痢型の人は食物繊維をとり過ぎないよう注意)。

野菜、果物、食物繊維、ヨーグルト、乳酸菌、オリゴ糖などよかれと思って食べ始めたら、前より過敏性腸症候群(IBS)の症状が酷くなったということがあります。
善玉菌の活動が活発になってくるとガスが発生するため、便の調子が悪くなったり、ガスが増えたりすることがあるためです。
一時的なものですから、ここですぐに諦めるより、量を減らすなどしてもう少し続けられそうなら一週間~二週間様子をみると良いでしょう。
あなたの過敏性腸症候群(IBS)を劇的に改善する食材に出会うチャンスかもしれないのに、早とちりや、食べすぎで、自分に合わないと決め付けてしまうのはもったいないですから、せっかちに決め付けず、慎重に調査してくださいね。

腸内環境が整い安定するには半年ほどかかりますが、この間風邪を引いて抗生物質を飲めば、これまで育てたお腹の乳酸菌も死んでしまいますから、薬を頼らなくても済むよう健康管理も必要です。


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過敏性腸症候群(IBS)に対する西洋薬

過敏性腸症候群(IBS)に対するさまざまな西洋薬も出ています。
腸のぜん動運動を緩やかにし痛みを和らげるもの、ガスの量を減らすようなもの、あるいは精神安定剤で自律神経のバランスをとろうとするものなどがあります。
良く効いて助けられたという人もいますが、体に合わず断念したという話しも聞きます。

たとえば、下痢は止まったが逆にひどい便秘になったり、お腹が張って苦しい、吐き気がする、眠くなって仕事に支障がでるなど、副作用が強くて飲みたくない、飲み続けているうちに効かなくなったなどの問題が出てくることもあります。

胃腸はとても繊細で、薬の合う合わないは個人個人で違います。
西洋薬は効果がシャープな分どうしても馴染めないということがあっても仕方がありません。
ほかの人には良く効いた薬が自分に合わなかったからといってがっかりしないように。